ご挨拶
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ご挨拶

「国語力育成」「キャリアデザイン」という社会貢献

昨今、若者だけではなく、どの年齢層に対しても、国語力育成の重要性が論じられています。ここでいう国語力は、「聞く力」「読む力」「書く力」「話す力」の4点です。一方で、こうした能力の不足に不安を抱く人々がいることも事実です。こうした不全は学習面・対人関係の構築・業務の中でさまざまな支障を来たすだけではなく、お互いの関係を悪化させたり、生産性を下げたりする要因となります。私は仕事柄、高校生・大学生・社会人と接し、数多くの論述答案や学習状況を目の当たりにしていますが、前述のような状況の前兆を感じざるを得ません。こうした状況はとかく「日本語の乱れ」「ゆとり世代が生んだもの」として捉えられがちですが、初等・中等教育の課程において体系的な国語力育成プログラムが成立しているわけではないことこそ、解決すべき課題なのではないかと日々感じております。

一方、各種教育機関や企業においてキャリアデザインの重要性が唱えられ、広く認知されるようになってきました。今後は、終身雇用制および年功序列制の崩壊を機に人材が流動化しやすい状況と化し、「一つの職場を勤め上げる」という労働者が減少することが予想されます。このような社会情勢のもと、転職を経験したり、人生設計をしなおしたりする場面に遭遇する若年層が増加することでしょう。こうしたとき、主体的にキャリアをデザインする必要性が生じます。自らの強みを理解し、労働においてその強みをどう活かし、ひいてはどのように社会貢献したいのか、どのように人生を歩むべきなのか、自らと社会と向き合って考える能力が欠かせません。それとともに、社会人としての基礎力や忍耐強さ、モチベーションの堅持力も必要です。こうした総合的なキャリアデザイン能力を若年層に身につけてほしいと願い、それらを育成することの重要性を感じております。

政治・経済が混迷する日本において、優秀な人材をいかに育成すべきか。この命題の解答として私が導いたのが、基礎力となる「国語力」と「総合的なキャリアデザイン能力」の育成に他なりません。こうした育成を民間企業から行うべく、株式会社カンザキメソッドを設立いたしました。私たちは日本の活力の基盤として「国語力」「キャリアデザイン」を捉え、その育成を通して社会に貢献していく所存です。

 
株式会社カンザキメソッド
代表取締役社長 神﨑 史彦

受験生へ

小論文・志望理由書とは

私は高校・大学・予備校において小論文をはじめとした文章表現・論理的思考力に関する講座を担当する傍ら、高校を中心に講演活動を行っています。そのさい、最初に必ず伝えていることがあります。それは「小論文・志望理由書は実にシンプルなものである」ということです。おさえるべきポイントを整理すれば、実はそれぞれ3点だけです(このページを読んでくれた受験生には、このポイントだけでも記憶に留めておいてほしいのです)。  

小論文
①小論文には「設問に対する意見」と「採点者が納得する理由説明」を述べなければならない。
②意見と理由は「事実」に基づかなければならない。また、事実を知るためには、幅広く知識や情報を仕入れなければならない。
③理由説明は、自らの意見の重要性を証明するものでなければならない。
志望理由書
①大学は「世の中で解明されていないことを研究する場であること」、専門学校は「世の中に優れた技術を持つ人材を育てる場であること」を意識して論じなければならない。
②志望理由書には「どういう研究(仕事)をしたいのか」「なぜその研究(仕事)をすることが自分と社会にとって重要なのか」「その研究(仕事)をするにあたって、なぜその大学(短期大学・専門学校・企業)でなければならないのか」「その研究(仕事)を将来どのように活かしたいのか」という4点を述べなければならない。
③これらを述べるためには、志望先・職業調査や自己の振り返りを通して、事実を把握しなければならない。


そして、最後に体裁よく文章に仕立てれば、小論文や志望理由書はおのずと完成します。私は、これらのポイントを満たすためにはどうすればよいのかを、詳しく、かつ、丁寧に説明しようと試みています。


なお、いわゆる「受験テクニック」の類のものを記すのは、極力抑えています。なぜなら、小論文や志望理由書の基本がシンプルゆえに、そういうテクニックがなくとも回答できるからです。基本的なポイントさえ押さえ、極めれば、よい小論文や志望理由書を書くことができるのです。

私は、小論文や志望理由書の書き方を本気で学習しようと決意した受験生に対して、「どうすれば真剣に向き合えるか」ということを考えました。そうした末に完成したのが、私の講義であり、講演であり、学習参考書や教材です。安易で浅はかな受験テクニックを排除し、磨けば光る「基本的な技術」をできる限り整理して伝えようと心掛けました。

そして、これから小論文・志望理由書の書き方を勉強しようと思っている受験生に伝えたいことがあります。
 

講義を聴くだけ、参考書を読むだけでは、小論文や志望理由書は上達しない!
自分の手を使って、多くの答案を書こう!


小論文・志望理由書の要素はシンプルだからこそ、極めるのが難しいのです。話を聞いたから、参考書を読んだからと言って、文章を書く技術は上達しません。読むだけで文章がうまくなるなら、日本中の高校生が達人になっているに違いありません。これは、プロ野球の試合を見たからといって、野球がうまくなるわけではないというのと同じです。模範となるものを見て、考え方ややり方を理解することはもっとも大切なことですが、それを自分で使えるようにならなければ意味がありません。その分野に長けている人は、こつこつと練習して上手になっていくものなのです。

小論文や志望理由書も、基本となる書き方や考え方を学ぶだけでなく、実際に自分の頭で考えて、自分の手で書き、練習し、身につけることがとても大切です。失敗しても、難しくても、負けずに最後まで頑張る人だけが、よい小論文・志望理由書を書くことができるのです。

そして、私の講義や参考書が小論文・志望理由書を学ぶきっかけとして支持される存在になることを、心から祈っています。
講義を聞いてくれたみなさん、参考書を手にしてくれたみなさん、私と一緒に成長していきましょう。応援しています!